Curving Art

Sunday, April 02, 2006

とりあえず彫ってみる

とりあえずと言っても、何しろカービング (curving) というのは生まれて初めてである。
リューターに付属している説明書を読んでみたけれど、先端工具 (ビット) の交換方法とか、ビットの用途例に関することしか書いていないので何をどうすればいいのか例によってよくわからない。
「キレイに彫るコツ」みたいな解説書をひそかに期待したのだけれど、tool kitではないので当たり前の話メーカはそこまで面倒は見ない。
フツーならここで書店に走って「楽しくはじめるカービング」とか「日曜彫工の初歩」とかそういうテキストを買うところだけれど、risktakerを地で行く性格と言うか何と言うか、とにかく彫ってみないことには気が収まらない。
まあ何とかなるでしょう。

いざ、カービング。
とは言っても削るものだけあっても仕方がないので、まずは削られる方のキャンバスとなるものを探す。
いきなりiPodやZaurusをごりごり削るのも楽しそうだけれど失敗したときの痛手が大きいので (まず間違いなく失敗するだろう)、これまで使ってきたPHSやらケータイやらを引っ張り出してくることにしました。
練習用のキャンバスたち
まずは10年前に初めて買ったPHSに、フリーハンドで「チューリップ」を彫ってみることにします。
なんで最初のモチーフがチューリップなのかというのには、ちゃんとした僕なりの理由があります。

  • 植物は曲線で構成されているので線が乱れてもゴマカシが利く

  • デフォルメされた図柄をイメージしやすい

  • バランスがとりやすいので自由に描ける


こういう計算はデザインをやっていると自然に身に付きます。

さて、リューターですが、スイッチはちょうど昔の小型ラジオの音量ツマミみたいに、ON/OFFと無段階変速が合わさった格好になっている。
ツマミを目一杯回せば13,000rpmで回転し、戻していくと徐々に回転速度は遅くなり、目一杯下げればスイッチが切れる仕組みです。
これがペンのお尻の方に付いているわけですが、こういう機構がリューターとして一般的なものなのかどうかはよくわからない (旋盤のようにフットペダル式のものもあるかもしれない)。
動作に関しては最高速度にしてもそれほどモーター音もうるさくないし、思ったほど手に振動も伝わってこない。
いずれにしても初めて触るものなので、何がフツーなのかすべては僕の想像の埒外であるけれど。
とにかく彫ってみることにします。
当たり前だけれど、リューターのビットをキャンバスに当てると回転方向にペンが流れていく。
あるいはそうした慣性を利用してキレイな直線を描くのかもしれない。
しばらくあれこれと試行錯誤してから、「えいや」で描いた記念すべき僕の最初の作品がこちら。
チューリップ
先は長そうです。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home