Curving Art

Tuesday, April 11, 2006

優先度が低くなった

今月は引越しや新生活準備で大忙しなので、カービングに割ける時間がほとんどなくなってしまいます。
なのでたぶんしばらくはカービングとは何の関係もない話題で繋いでいくことになるでしょう。

Thursday, April 06, 2006

似たようなことはやっていた

彫っていて思い出したのだけれど、中学生の頃にこんなものを作っていた。
マルボロマン
炭板を尖らせた串や釘で削って絵を描いていくのだけれど、こりこりと彫る感覚がすごくよく似ている。
図柄はたぶん1990年当時のMarlboroの広告から「マルボロマン」さん。

Wednesday, April 05, 2006

BGMはSarah Vaughn

夢中になってひたすら彫りつづけているとほとんど何も耳に入らないのだけれど、BGMは重要だ。
僕は昔からSarah Vaughnが好きです。

Tuesday, April 04, 2006

作業机を作ってみた

作ったと言っても別にオーク材を削り上げたりしたわけではありません。
ただ部屋のERECTAに置いていたPCを横にどかして、手許を照らすスポットライトを用意して、作業がしやすいようにスペースを空けただけ。
でもこれだけで結構な時間がかかりました。
アメリカなんかだと「工芸・工作はガレージで」というのが相場だけれど、残念ながら我が家にはガレージも地下室もないので本意ではないけれど引き続き製作は自室で行います。
今のところこれで問題になるのは「削り粉」だけです。
でもこれは、作業している棚段の真下にちょうど飲み物専用の小型冷蔵庫を置いているのだけれど、その上に大きめの角型バットみたいなのを敷き、そこにゴミやカスが溜まるように削ることで一応解決ということにした。
ほとんど乾きかけた程度に湿らせた雑巾を用意しておくのも、こまめに削りを拭き取るのに具合がいい。
というわけでガラスや貴金属の彫刻はまだまだ先のことなので、しばらくはこのスタイルでいきたいと思います。
作業机

Monday, April 03, 2006

失敗することではなく目標が低いことこそ罪である

No failure, but low aim, is crime.

というのはJames Russell Lowellの有名な言葉ですが、これを真とするならば僕も何かしら高次の目標を作らなければならない。
ケータイに鳳凰を描いておしまい、というのでは到達点としてはあまりに芸がなさすぎる。
このタイミングで目標を設定するのは早すぎるような気もするけれど (リューター一本でどの程度のことまでできるのかも知らない)、まあそこはそれで何とかなるだろうというeasygoingな心構えで先に進みます。
いろいろと考えることはあるのだけれど、結局「StarbucksのCreate Your Own TumblerにかのLeonardo Da Vinci先生の巨作『最後の晩餐 (The Last Supper))』を彫ること」と設定しました。
The Last Supper
いきなりすごい目標設定をしてしまった。
フツーのタンブラではなくてCreate Your Own Tumblerにしたのにはもちろん理由があって、構造上下絵を敷けるからです。
これができるのとできないのとではたぶん目標到達までの時間が年単位で変わってくると思う。
レリーフにする場合には平面に対してZ軸方向への歪みを補正する構図に変更しなければならなかったりするのだけれど、何しろそんなのはまだまだ随分と先のことなので、ある程度まで技術習得が進んだ段階で試作と平行して下絵を作成しようと思います。
というわけで、これでどこに出しても恥ずかしくない立派な目標も立ちました。
いささか立派すぎる気もしなくもないけれど。

では、カービング2日目。
今日の図柄は「雲から覗く太陽」、それからなぜか「ヨウジウオ」。
昨日使っていたダイアモンドビットとは別の太めのビットに取り替えたのが良かったのか、雲は比較的smooth and easyに描くことができました。
相変わらずペンが回転方向に流れて、それに逆らうように力を入れるので線がブレてしまいます。
何事にも通じるように程よく肩と腕の力を抜かなくてはいけないわけだが、これが実際にやってみると案外難しい。
あの中国人は本当にこんな集中力を要する微妙な力加減で彫っていたのだろうか?
わりとホイホイ彫っていたような気もするのだけれど。
雲から覗く太陽
いやそれにしても、こんな人間が本当に「最後の晩餐」を彫れるのだろうか?

<今日の参考URL>
How to Use a Router
Dream Anatomy

Sunday, April 02, 2006

とりあえず彫ってみる

とりあえずと言っても、何しろカービング (curving) というのは生まれて初めてである。
リューターに付属している説明書を読んでみたけれど、先端工具 (ビット) の交換方法とか、ビットの用途例に関することしか書いていないので何をどうすればいいのか例によってよくわからない。
「キレイに彫るコツ」みたいな解説書をひそかに期待したのだけれど、tool kitではないので当たり前の話メーカはそこまで面倒は見ない。
フツーならここで書店に走って「楽しくはじめるカービング」とか「日曜彫工の初歩」とかそういうテキストを買うところだけれど、risktakerを地で行く性格と言うか何と言うか、とにかく彫ってみないことには気が収まらない。
まあ何とかなるでしょう。

いざ、カービング。
とは言っても削るものだけあっても仕方がないので、まずは削られる方のキャンバスとなるものを探す。
いきなりiPodやZaurusをごりごり削るのも楽しそうだけれど失敗したときの痛手が大きいので (まず間違いなく失敗するだろう)、これまで使ってきたPHSやらケータイやらを引っ張り出してくることにしました。
練習用のキャンバスたち
まずは10年前に初めて買ったPHSに、フリーハンドで「チューリップ」を彫ってみることにします。
なんで最初のモチーフがチューリップなのかというのには、ちゃんとした僕なりの理由があります。

  • 植物は曲線で構成されているので線が乱れてもゴマカシが利く

  • デフォルメされた図柄をイメージしやすい

  • バランスがとりやすいので自由に描ける


こういう計算はデザインをやっていると自然に身に付きます。

さて、リューターですが、スイッチはちょうど昔の小型ラジオの音量ツマミみたいに、ON/OFFと無段階変速が合わさった格好になっている。
ツマミを目一杯回せば13,000rpmで回転し、戻していくと徐々に回転速度は遅くなり、目一杯下げればスイッチが切れる仕組みです。
これがペンのお尻の方に付いているわけですが、こういう機構がリューターとして一般的なものなのかどうかはよくわからない (旋盤のようにフットペダル式のものもあるかもしれない)。
動作に関しては最高速度にしてもそれほどモーター音もうるさくないし、思ったほど手に振動も伝わってこない。
いずれにしても初めて触るものなので、何がフツーなのかすべては僕の想像の埒外であるけれど。
とにかく彫ってみることにします。
当たり前だけれど、リューターのビットをキャンバスに当てると回転方向にペンが流れていく。
あるいはそうした慣性を利用してキレイな直線を描くのかもしれない。
しばらくあれこれと試行錯誤してから、「えいや」で描いた記念すべき僕の最初の作品がこちら。
チューリップ
先は長そうです。

Saturday, April 01, 2006

まずは道具を揃える

とにかくグラインダーがないと話が成立しにくいので、まずは工具を買い揃えるところから始める。
趣味とはいえ、まあそれなりの初期設備投資が必要になるわけです。
でもいったいどこのメーカの何という工具を買えばいいのかがわからない。
相場もよくわからない。
生涯学習センターの工芸教室やカービング講座なんかに行けばそのテのことを詳しく教えてくれそうだけれど、そういうのはすごく面倒そうなのでとにかくrisk failureの精神でズンズン進みます。
とは言っても便利な世の中になったもので、周りにそうしたtechnicianがいなくてもネットに繋がるコンピュータさえあれば大抵のことは積極的に情報収集できてしまう。
電動工具 彫刻」とか「グラインダー 彫る」とかいったクエリでばしばしGoogle検索をかけてみると、いろいろな種類のものがあることがわかりました。
どうやら僕が言っている「グラインダー」は正確には「リューター (router)」と呼ぶらしい。
値段もいろいろなら、当たり前の話スペックもばらばら。
最大回転速度、トルク、変速段階数、とまるでバイクのカタログみたいに製品仕様がズラズラ書かれている。
こういうのもすごく面倒なので、初心者が手早く始められるtool kitみたいなものがあればいいのですが (あるいはあるのかもしれないけれど、そこまで調べきれなかった)。

というわけで手近なところで新宿の東急ハンズで買うことにしました。
売っていたのは値段もスペックも印象もかなり似たり寄ったりの3種類。
買い手にはもうほとんどパッケージの好みで選ぶくらいしか手が残されていない。
悩む理由も見当たらないし、どれも10,000円でお釣りがくる程度のものなので、この際いちばん高いものを購入。
東洋アソシエイツさんの「Mr.Meisterシリーズ 小型ペンタイプツールPT-α」。
回転速度は最大13,000rpm、先端工具も15種類付属していて、ペン型なので取り回しもよさそうです。
リューター

ちなみに一緒に買い物に来ていたF嬢は「シルバークラフトセット」を購入。
昔のものと違って銀粘土も秋刀魚の塩焼きの要領で自宅のガスコンロで焼き締めることができるようです。
F嬢は「指輪を作るんだ」と意気込んでいて、これもなかなか楽しそうです。
いずれ彫銀にも手を付けたいところだけれど、まずは何にしてもリューターを使いこなせるようにならなくてはならない。
さてさて、どうなりますやら。

<今日の参考URL>
ホビーツール通販専門店